乳児の便秘

乳児の便秘は以外に気づきにくいもの。本人には排泄しなければならないという意識がうすい(あるいはない)ため、周りの誰もが気づかないうちに重大な病気になっている場合もあるので、大変注意が必要です。
乳児の便秘に関して、以下にまとめました。どうぞ参考にしてくださいね。

参考サイト便秘(土川内科小児科)
http://www.nms.co.jp/child/child305.html
便秘の時(くば小児科クリニック)
http://www.kuba.gr.jp/care/benpi.html

乳児の便秘-便秘とは

便秘というのは便の中の水分が少なくなって、硬くなることで出にくくなった状態をいいます。
お母さん方は便は毎日出るものだと考えがちですが、子供の場合は毎日出なくてもかまいません。食欲もあり、元気で、お腹がはって苦しそうな様子もないようでしたら、そのまま様子をみてかまいません。3~4日に1度でも、ほどよい硬さの便がでる場合は、それがその子の体質と考えてそのまま様子をみて大丈夫です。
逆に、毎日、便が出ている場合でも、コロコロ便で量が少なかったり、便が硬くて出すのに苦労したり、そのためにお尻が切れてしまうような場合や、お腹がはって痛がるような場合には、便秘と考えて対策をたてないといけないかもしれません。

乳児の便秘をセルフチェックする

乳児の便秘の疑いのあるときには、母乳で育てている場合は、まず母乳の不足による便秘でないかどうかをチェックしてみてください。お腹に入る量が減れば出る量も減り、便の量が減ると当然出しにくくなりますので、乳児は便秘になってしまいます。母乳が不足しているかどうかは体重の増加で判断するとよいでしょう。
一般的な乳児の便秘についてですが、赤ちゃんは母乳から粉ミルクに変えたときや離乳食を始めたときなど、食事のパターンが変わったときに便秘になりがちになります。そのような時には、次の便秘の時の工夫を参考に様々な方法を試して見て下さい。

乳児の便秘の時の工夫

乳児の便秘の対策にはつぎの様なものがあります。

  • お腹をやさしくさする
    おへそを中心に手のひらで時計まわりに「の」の字を書くようにマッサージをします。4~5分かけてゆっくりとしましょう。腸の動きを活発にして、便がでるよう促す効果が期待できます。
  • 水分をたっぷり与えるように心がける
    水分は白湯(さゆ)でも番茶でもなんでもかまいませんが、糖分には便をやわらかくしたり腸の働きを刺激する効果がありますので、果汁・砂糖水・マルツエキスなどが効果的です。マルツエキスは麦芽糖を主成分にあめ状にしたもので、薬局で売っています(医薬品ではないので、医療機関では通常手に入りません)。水でうすめてのませたり、大きい子ならそのままスプーンでなめさせてもOKです。
  • 果物や野菜を食べさせてみる
    離乳食がすすんでいれば、果物や野菜を加えることが大切。大根やイモ類、わかめなどの海藻類、バナナなどを食べさせると効果的です。
  • 肛門を刺激する
    もうすぐでそうなら、綿棒にオリーブ油などをつけて肛門に1cmくらい出し入れして刺激します。
  • いちじく浣腸
    どうしても出ないときには、いちじく浣腸もあります。年齢によって種類がちがいますので、薬局で年齢を伝えて手に入れます。浣腸が習慣になるという事はありませんが、何度も浣腸を使わなければならない様な時には、医療機関で便秘の治療薬を処方してもらった方がいいでしょう。
      

乳児の便秘の受診緊急度をチェックする

乳児の便秘の緊急度をチェックするのに良いサイトがあります。

BANYU すこやか子育て健康百科
http://www.banyu.co.jp/sukoyaka/okosama119/index.html

簡単なチェックですが、何でもない時に無駄に心配するよりは、これでチェックして安心しておきたいものです。

家庭で気をつけること

乳児の便秘の時のホームケアーにはいろいろな方法があります。食事の注意は毎日のことですし、好き嫌いの問題もあり、なかなか大変ですが、おかあさんの愛情で便秘が治ったらこんなにすばらしいことはありません。根気強くがんばりましょう。